五臓
2018年1月30日 火曜日
腎と腎臓
将来、東洋医学の"腎"が科学的に説明がつくかもしれません。
先月、NHKで放送された「NHKスペシャル人体」の第1集が、
"腎臓"が寿命を決めるでした。
東洋医学の"腎"とは、臓器としての腎臓を含みますが、
①精を藏し、成長、生殖を主る。
②水を主る。
③納気を主る。
が、腎の主な生理作用なのです。
今回NHKの特集で、腎臓は尿を生成による老廃物の排泄というのが主な働きという認識を、
覆しました。腎臓から微小な物質がいくつか出ており、それぞれが情報を伝えているというのです。
それにより、腎臓の働きは、
①尿の生成による老廃物の排泄
②血液中の成分調節
③赤血球をつくるEPO(エリスロポエチン)
④血圧の調節
⑤骨づくりに必要なビタミンDの活性化 など
腎臓は、身体を健康に保ち、生命の維持に大きな役割を果たしていることが解明されたのです。
東洋医学の腎も重大な作用を担っています。
先人たちが導き出した理論が証明される日は近いですね。
参考文献:「NHKスペシャル 神秘の巨大ネットワーク」
先月、NHKで放送された「NHKスペシャル人体」の第1集が、
"腎臓"が寿命を決めるでした。
東洋医学の"腎"とは、臓器としての腎臓を含みますが、
①精を藏し、成長、生殖を主る。
②水を主る。
③納気を主る。
が、腎の主な生理作用なのです。
今回NHKの特集で、腎臓は尿を生成による老廃物の排泄というのが主な働きという認識を、
覆しました。腎臓から微小な物質がいくつか出ており、それぞれが情報を伝えているというのです。
それにより、腎臓の働きは、
①尿の生成による老廃物の排泄
②血液中の成分調節
③赤血球をつくるEPO(エリスロポエチン)
④血圧の調節
⑤骨づくりに必要なビタミンDの活性化 など
腎臓は、身体を健康に保ち、生命の維持に大きな役割を果たしていることが解明されたのです。
東洋医学の腎も重大な作用を担っています。
先人たちが導き出した理論が証明される日は近いですね。
参考文献:「NHKスペシャル 神秘の巨大ネットワーク」
投稿者 ゆあん鍼灸治療院 | 記事URL
2016年4月 9日 土曜日
心
東洋医学の観点からの❝心❞を見てみましょう!
臓器の心臓も含まれますが、
精神、意識を統括するのが、この心です。
≪主な生理機能≫
①血脈を主る。
血液を血管に運行させ、身体各部を滋養する。
失調すると...血行障害。
②神志を主る。
精神、意識、思考活動をまとめる。
失調すると...外見に現われる。例えば、顔色や眼光、身体の動きなど。
神門穴:神の字が付く穴は、精神神経系統に効果があります。

*手首の内側、手首のシワの小指側の端にあります。
特に不眠症、動悸、不安症など気の病の症状に有効です。
指圧やお灸をしてみましょう!
臓器の心臓も含まれますが、
精神、意識を統括するのが、この心です。
≪主な生理機能≫
①血脈を主る。
血液を血管に運行させ、身体各部を滋養する。
失調すると...血行障害。
②神志を主る。
精神、意識、思考活動をまとめる。
失調すると...外見に現われる。例えば、顔色や眼光、身体の動きなど。
神門穴:神の字が付く穴は、精神神経系統に効果があります。

*手首の内側、手首のシワの小指側の端にあります。
特に不眠症、動悸、不安症など気の病の症状に有効です。
指圧やお灸をしてみましょう!
投稿者 ゆあん鍼灸治療院 | 記事URL
2016年3月18日 金曜日
肺
ここで言う"肺"は臓器の肺だけではなく、
東洋医学の観点からの肺を説明しています。
<主な生理機能>
①気を主り、呼吸を司る。
体内外の気体交換を行う場所。
②宣発と粛降を主る。
宣発:濁気を体内から外へ発散。
粛降:体内に取り込んだ空気を全身に送る。
③通調水道の作用。
水液が体内で運行・排泄するための通路。
④百脈を朝じ、治節を主る。
経脈が肺に集まり、管理調節する。
肺の機能が低下すると、喘息、鼻炎、アトピー性皮膚炎などの症状になります。
沖縄では、花粉症が出るのは少ないのですが、
春はアレルギー反応が出やすいので、
この時期は肺の機能を強くさせておく必要があります。
*肺のツボを押さえておきましょう!
太淵(たいえん)穴

手首のシワの親指側にあります。
肺の弱りが気になる方は、せんねん灸がオススメです!
東洋医学の観点からの肺を説明しています。
<主な生理機能>
①気を主り、呼吸を司る。
体内外の気体交換を行う場所。
②宣発と粛降を主る。
宣発:濁気を体内から外へ発散。
粛降:体内に取り込んだ空気を全身に送る。
③通調水道の作用。
水液が体内で運行・排泄するための通路。
④百脈を朝じ、治節を主る。
経脈が肺に集まり、管理調節する。
肺の機能が低下すると、喘息、鼻炎、アトピー性皮膚炎などの症状になります。
沖縄では、花粉症が出るのは少ないのですが、
春はアレルギー反応が出やすいので、
この時期は肺の機能を強くさせておく必要があります。
*肺のツボを押さえておきましょう!
太淵(たいえん)穴
手首のシワの親指側にあります。
肺の弱りが気になる方は、せんねん灸がオススメです!
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2016年2月23日 火曜日
呼吸
生きるもの誰しもが、行っている呼吸。
誰に教えられたわけでもないのに、
当たり前のように出来ます。
が、現代人は口呼吸が増え呼吸が浅くなっている傾向にあります。
東洋医学の観点から、「呼気」と「吸気」を司る場所が異なります。
「呼気」は肺。
「吸気」は腎。
*ここで言う腎は、腎臓ではなく、納気を司る腎の生理機能のことを指します。
腎の機能が弱ると、深く息が吸えなくなり、
息切れ、動悸、末梢への循環不良になります。
呼吸する時は、鼻から。
意識は下腹部(おへそと恥骨の間)に持っていきましょう。
誰に教えられたわけでもないのに、
当たり前のように出来ます。
が、現代人は口呼吸が増え呼吸が浅くなっている傾向にあります。
東洋医学の観点から、「呼気」と「吸気」を司る場所が異なります。
「呼気」は肺。
「吸気」は腎。
*ここで言う腎は、腎臓ではなく、納気を司る腎の生理機能のことを指します。
腎の機能が弱ると、深く息が吸えなくなり、
息切れ、動悸、末梢への循環不良になります。
呼吸する時は、鼻から。
意識は下腹部(おへそと恥骨の間)に持っていきましょう。
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2015年11月20日 金曜日
冬なのに
暦の上では立冬が過ぎ、冬の季節になっていますが、
暑い!!
このように季節に反した気温ですと、体調を崩しやすくなるのは当たり前です。
本来の冬の養生法をご紹介します。
冬(立冬~立春)は万物の生活機能が潜伏し、閉蔵する時期です。
1.夜は早く眠り、朝は遅く起きる。(日の出、日の入りとともに寝起きする)
2.むやみに活動しないようにし、寒さを避け、温暖に保ち、汗を出さないよ
うにする。
⇓これに反すると...
腎を傷つける。
❝腎❞は現代医学と東洋医学の捉え方が異なります。
・現代医学の腎臓‥尿を生成。
・東洋医学の腎‥発育と性機能を調節し、体内の水分代謝、納気を主る。
気温が高く、暑いからと言って、
やはり身体を冷やすのは厳禁です。
油断せず、特に足元を温めるように心掛けましょう!

このように季節に反した気温ですと、体調を崩しやすくなるのは当たり前です。
本来の冬の養生法をご紹介します。
冬(立冬~立春)は万物の生活機能が潜伏し、閉蔵する時期です。
1.夜は早く眠り、朝は遅く起きる。(日の出、日の入りとともに寝起きする)
2.むやみに活動しないようにし、寒さを避け、温暖に保ち、汗を出さないよ
うにする。
⇓これに反すると...
腎を傷つける。
❝腎❞は現代医学と東洋医学の捉え方が異なります。
・現代医学の腎臓‥尿を生成。
・東洋医学の腎‥発育と性機能を調節し、体内の水分代謝、納気を主る。
気温が高く、暑いからと言って、
やはり身体を冷やすのは厳禁です。
油断せず、特に足元を温めるように心掛けましょう!
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